わの栞について
日本のものづくりに
想いを寄せて
ものづくりの先人たちは皆、使う人のことを想い、心をこめてものづくりをしてきました。
日本人ならではの器用さ、丁寧さによって、長く受け継がれてきた”日本のものづくり”の精神――ただ飾って眺めるだけではなく、”使うため”のものをつくる技術。久留米絣をはじめとする様々な伝統の技に触れ想いを寄せていく中で、私たちもまたこの精神を、次の時代へ引き継いでいかなければならないと感じました。
現代の日常にさりげなく寄り添う”伝統技術の新しい形”を提案し、日本のものづくりを未来へつなぐ。クラシックでモダン、伝統的で斬新、懐かしく、そして新しい。それが、【伝統を日常で着る。】わの栞のコンセプトです。
わの栞と久留米絣
福岡・久留米の出身で、小さい頃から着物が好きだった私にとって、久留米絣は身近な存在でした。着心地は抜群、家でお洗濯もできる優れもの。しかし、広く一般にはそれほど馴染みもなく、久留米絣を使った洋服のデザインも限られていました。仕事の時でもお出かけの時でも、もっと気軽に久留米絣を着たい。可愛くて、おしゃれで、できれば体型もカバーできる、そんなデザインの洋服があれば……。時代や流行を問わない王道スタイル、着る人やアクセサリーによってフォーマルにもカジュアルにも装えるデザイン。そうして試行錯誤しながら作り上げたのが、”伝統を日常で着る”わの栞の洋服です。
多くの方に手に取っていただき、久留米絣の『良さ』を、おしゃれに、楽しく、身近に感じていただければ幸いです。
伝統を日常で着る。
わの栞の洋服【Catalogue 商品カタログ】
名称について
「わ」には、日本の”和”と、人や物とのつながりの”輪”のふたつの意味を込めました。
「栞」とは本来、森や林の中で道に迷わないように、木の枝を折って目印にするもの、という意味があります。
日本の伝統を未来につなぐ、その道しるべの意味も併せて「しおり」というという言葉を入れ、「わの栞」と名付けました。
ロゴマークについて
◆デザインコンセプト
わの栞の『わ』の語源は『和』から成り わの栞の命名コンセプトは『輪』の意味も含まれております。
栞の「木」の部分の∞マーク(無限大)は、お客様に愛されながらこのブランドが限りなく発展し続けることを願ったものです。